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日本語における「虫」を含む慣用句 ベトナム語との対照 = THÀNH NGỮ CHỨA côn TRÙNG TRONG TIẾNG NHẬT

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ハノイ国家大学外国語大学 日本言語文化学部  卒業論文 日本語における「虫」を含む慣用句 ベトナム語との対照 作成者: Cao Minh Tâm クラス: QH.2017.F1.J1.CLC 学生番号: 16041574 指導教員: 修士 Lê Thị Minh Nguyệt ハノイ、2021 ĐẠI HỌC QUỐC GIA HÀ NỘI TRƯỜNG ĐẠI HỌC NGOẠI NGỮ KHOA NGÔN NGỮ VÀ VĂN HÓA NHẬT BẢN  KHÓA LUẬN TỐT NGHIỆP THÀNH NGỮ CHỨA CÔN TRÙNG TRONG TIẾNG NHẬT SO SÁNH VỚI THÀNH NGỮ TRONG TIẾNG VIỆT Sinh viên: Lớp: Mã số sinh viên: Giáo viên hướng dẫn: Cao Minh Tâm QH.2017.F1.J1.CLC 16041574 Thạc sĩ Lê Thị Minh Nguyệt Hà Nội, năm 2021 研究の内容について 本稿の内容について、著者は次のようなことを確約する。   本研究に使用されたデータは確実な出典より引用したこと 本稿では、先行研究を参考にしながら、研究を自ら行ったこと 要旨 言語は文化の結晶である。その中で、慣用句は何世代にもわたって保存されている 文化的知識の源であり、最もユニークな言語単位の つである。日本語を学ぶ際、慣 用句やことわざに触れることが多く、虫を含む慣用句が頻繁に現れる。 本研究は研究背景、目的、研究方法を述べ、先行研究を調べ、慣用句に関する概念 を説明した。そして、日本語における「虫」を含む慣用句、ベトナム語における「虫」 を含む慣用句を統計できた。それをグループに分け、構成の面と意味の面に分析し、 ベトナム語と日本語の「虫」を含む慣用句の相違点と類似点を見つけ、慣用句を通じ て伝えた文化要素を述べた。その結果を踏まえ、日本の科目に本研究の貢献について 提案を出した。 目次 序論 第一章:慣用句の概念 1.慣用句の定義 .4 2.慣用句の特徴 .5 3.ことわざとの比較 .6 第二章:日本語とベトナム語における「虫」を含む慣用句 日本語における「虫」を含む慣用句 1.1.日本語における「虫」を含む慣用句の統計 1.2.日本語における「虫」を含む慣用句の分析 2.ベトナム語における「虫」を含む慣用句 17 2.1 ベトナム語における「虫」を含む慣用句の統計 .17 2.2 ベトナム語における「虫」を含む慣用句の分析 .18 第三章:日本語とベトナム語における「虫」を含む慣用句の対照 .26 1.日本語とベトナム語における「虫」を含む慣用句の構成 .26 1.1.品詞構成 26 1.2.主語・述語の構成 29 1.3.他の構成 30 2.日本語とベトナム語における「虫」を含む慣用句の意味 31 2.1.同じ「虫」を含む慣用句 31 2.2.違う「虫」を含む慣用句 34 本研究の貢献 36 結論 37 謝辞 39 参考文献 40 付記 42 序論 1.研究背景 言語は文化の結晶である。その中で、慣用句は何世代にもわたって保存されている 文化的知識の源であり、最もユニークな言語単位の つである。日本語を学ぶ際、慣 用句やことわざに触れることが多く、虫を含む慣用句が頻繁に現れることがわかる。 たとえば、「虫がいい」はわがままという意味で、または「虫の居所が悪い」はイラ イラする気分を意味していることが理解できた。 調べてみると、虫だけでなく、面白い意味のある昆虫のイメージを含む慣用句もた くさん見つかった。では、このような小さな昆虫のイメージを含む慣用句はどういう 意味を持っているか、どんな文化的要素があるかと気になった。これらの質問の答え を見つけるため、筆者は日本語における「虫」を含む慣用句(ベトナム語との対照) というテーマを卒業論文のテーマとして選んだ。 2.研究の目的 筆者は次の つの主な目的を目指し、研究を行う。  つは、日本語とベトナム語における「虫」を含む慣用句を統計、およびその 意味を調査することである。  2つは、日本語とベトナム語における「虫」を含む慣用句の構成と意味を調べ、 比較し、類似点と相違点を見つけることである。そして、慣用句から分かる文化 要素を理解する。 3.研究対象 日本語とベトナム語における「虫」を含む慣用句は本研究の対象である。 本研究で述べた慣用句にある「虫」は蟻(アリ)蚊 (カ)蚕(カイコ)蜉蝣 (カ ゲロウ)蟷螂 (カマキリ)蜘蛛 (クモ)蝉(セミ)虱 (シラミ)蝶(チョウ)蚤 (ノミ)蝿 (ハエ)蝗虫 (バッタ)蜂 (ハチ)灯蛾 (トウガ)蛍 (ホタル)虫 (ム シ)である。 4.研究の範囲 日本語の慣用句は、 『Từ điển Thành ngữ Nhật Việt』(日越慣用句の辞書)‐Nguyễn Thị Hồng Thu (2006)、および第 版に発行された広辞苑辞書から抽出されている。Nguyễn Thị Hồng Thu は日本語の慣用句やことわざについて多くの目立つ研究をしている言 語学者である。この日越慣用句の辞書は Nguyễn Thị Hồng Thu の研究の一つである。 Nguyễn Thị Hồng Thu によると、ベトナムの慣用句に相当な日本語の言語単位は慣用 よじじゅくご 句だけでなく、故事成語(こじせいご)、四字熟語 (よじじゅくご)四字熟語でも ある。Nguyễn Thị Hồng Thu が統計した日本語の慣用句はベトナムの慣用句という言 語単位に相当していると考えたので、この辞書を選んだ。 ベトナム語の慣用句は、『Từ điển Thành ngữ Tiếng Việt 』(ベトナム語慣用句辞典) – Nguyễn Lực, Lương Văn Đang(1993)と『Từ điển tiếng Việt』 (ベトナム語辞典) - Hoàng Phê (2019) から抽出されている。この 冊の辞典を選んだ理由は両方とも評価され て信頼できる辞典からである。 5.研究方法 参考文献からデータの収集の方法:日本語とベトナム語の慣用句を探し、調査範囲 内の慣用句の数を数えた。 分析方法:日本語とベトナム語における慣用句を統計し、意味と構成を調べ、グル ープに分け、分析した。 比較の方法:一定量の慣用句を統計した後、分析、比較し、類似点と相違点を指摘 する。そして、慣用句から分かる文化要素を理解する。 6.研究の構成 本研究は次のように構成されている。 序論:筆者は、研究背景、目的、研究の範囲と対象を説明し、先行研究の貢献を示す。 第一章:慣用句に関する定義を提供する。 第二章:参考文献から統計した日本語とベトナム語における「虫」を含む慣用句のリ ストを作成する。そして、その意味を分析する。 第三章:この章では、筆者は、慣用句の構造、出現頻度、文化的要素などの面を通じ て、日本語とベトナム語における「虫」を含む慣用句を比較する。 本研究の貢献 結論 7.先行研究 日本語における動物の名を含む慣用句の先行研究に、Ngô Minh Thủy の「Thành ngữ liên quan tới động vật tiếng Nhật」(日本語の動物の慣用句、ベトナム語との対照) という研究がある。 Ngô Minh Thủy は日本語とベトナム語の動物の慣用句は 369 件が記録されているな ど、非常に有益な調査結果を提供している。研究は日本の慣用句で使用されている 74 匹の動物を統計しており、その意味は つの方向に示されている。  動物の名前を借りて社会の現象を述べる。  その動物の特性に基づかれる意味になる。  その動物についての人の観念と思いからなる意味。 さらに、意味の面以外、研究はまた、日本人の文化的特徴を指摘した:簡潔さ、無 言、自然への愛情、農業と漁業の文化などである。これらの発見は、日本語の慣用句 を学び、使用する時に、日本人学習者に利点をもたらした。 そして、日本語における犬と猫のイメージを含む慣用句について、Nguyễn Thị Thúy (2002)はベトナム語で同等の慣用句に翻訳できる日本語の犬と猫のイメージを含む 慣用句をリストしている。これは慣用句の正しい使い方にも大きな意味があり、同時 にベトナムと日本の文化的ギャップを縮めることもできた。 8.研究の貢献 上記の動物に関する以外、筆者は「虫」を含む慣用句を中心にする先行研究を見つ けられていない。 本研究は、「虫」を含む慣用句の構造、意味、文化的要素の類似点と相違点を見つ けることを目的としている。その目的を達して、結果が出れば、日本語学習者にも日 本文化学習者にも役に立つものになるのを期待している。さらに、本研究では、日本 語とベトナム語の慣用句の定義と意味に関する統計を提供し、学生が文化の理解と並 行して慣用句をより簡単に学習できるようにしたいのである。 第一章 .慣用句の概念 1.慣用句の定義 英語には慣用句という言語単位は「イディオム」と呼ばれている。 1920 年代に世界中でイディオム研究が登場し始め、1930 年から 1940 年にかけて より詳細な研究が行われた。それらの つは V.V Vinogradov(1946)の研究 であ る。V.V Vinogradov が指摘した慣用的な分類は、イディオム研究の重要な基盤とな っている。V.V Vinogradov はイディオムは固定されており、固定された不可分な要素 を組み込む言語単位であると主張した。言語のすべての固定句を慣用句と見なし、意 味的にこれらの言語単位は文字通りのイディオムと比喩的なイディオムに分けられ ると述べた。 英語学に関しては、Charles F.Hockett(1958)による「A course in modern linguistics」 (1958)の研究が高く評価されている。C F.Hockett は、Charles F.Hockett の観点から、 評価および定義する多くの角度があると述べた。 Hockett によると、イディオムの最 も典型的な特徴は、イディオムを構成する各要素の意味からその意味を推測できない ことである。この定義は、後に D.A Cruse(1986)によって確認された。 Oxford learner’s Dictionaries という辞典により、イディオムの定義は「 a group of words whose meaning is different from the meanings of the individual words.」(個々の単語 の意味とは意味が異なる単語のグループ)と説明された。 日本語では、狭義の慣用句について、白石(1950:43‒44)は、意味の構成法を中 心 にして考えると、以下の4つがあると指摘している。 (1) 全体の意味が構成要素の意味からだけでは理解できないもの。たと えば、「肉 を以って蟻も去る」(仕方、方法が間違いという意味)の意味は文字通りの意味から 予測できない。 (2)全体の意味が構成要素の意味から理解できるものではあるが、構成 要素の意味が 抽象的で具象性をかいているため、両者が結びついてはじめて意味のはっきりするよ うなもの。たとえば、蟻の甘きにつく如し(人は利益がある所に集まるという意味) が指し示している意味は抽象的である。 (3) 全体の意味は構成要素の意味から理解できなくはないが、一方の意 味が語源的 にはたとえから来たようなもので、両者が結びついてはじめ て意味のはっきりする ようなもの。たとえば、「窓の蛍」は中国の昔話から意味を持つ(真面目な学生は蛍 の光を利用し、勉強するという意味) (4) 句の表す動作自身に、その目的や理由や結果を暗示する意味がある ため、句に もおのずから、構成要素の語の意味以上のものが加わって来 るもの。たとえば、「床 に入る」は「寝る」、「頭をかく」は「恥ずかし く思って体裁を繕う」という目的 が暗示されている。 籾山(1997:30)は、「複数の語の連結使用が固定しており、全体の意味は、個々 の構成語がそ の連結の一部でない時に持つ意味の総和からは導き出せないもの」と 指摘している。籾山は、表 現全体の意味が構成語の意味の総和から導き出せない場 合のみ慣用表現と指摘し、構成語の一部 のみが字義的でないものは慣用表現に含め ていない。この点に関して、宮地では「目が高い」は、 それぞれに「鑑識力」「厳 しい試練」という転義であるだけで、構成語の意味の総和として句全体 の意味が理 解可能であり、慣用表現であるよりもむしろ連語の部類に属すると指摘している。 『広辞苑』第六版(岩波書店 2008)によると、慣用句とは、二語以上の語から構 成され、句全体の意味が個々の語の元来の意味から決まらないような慣用的表現で ある。骨を折る、油を売るなどである。 『精選国語辞典』(明治書院 1994)によると、慣用句は二つ以上の語が結びつい て、習慣的に使われ、特別な意味を表す言い回し。例えば、油を絞る、 道草を食う。 ベトナム語の慣用句の定義について、Hoàng Phê は 『Từ Điển Tiếng Việt』 (2018 版)にこのように慣用句の定義を述べた。「慣用句は慣用している言葉の組み合わせ で、その意味は単なる個々の要素で理解することができない言語単位である」。 『Từ điển giải thích thuật ngữ ngơn ngữ học』 (言語学の専門語解釈辞典)に Nguyen Nhu Y(1996)は慣用句の定義を述べた。慣用句は固定な語句、固定な意味がある、そし てその全体の意味は慣用句に構成した個々の語の意味と違っている。慣用句は文字通 りの意味がない。文に個別な言葉として活用されている。 2.慣用句の特徴 付記 日本語における虫を含む慣用句 番 慣用句 解釈 意味 構成 蟻 (アリ) 蟻の甘きにつく如 利益のあるほうに、人が群 し がり集まることのたとえ。 形容詞句 小さく無力のものである が、偉いことをしたいこ 蟻の天井 名詞句 と。 味である。 肉を以って蟻も去 間違った方法、仕方をと る る。 鶴の粟、蟻の塔 蟻の熊野参り ありえない物事という意 碇を蟻の引く如し ごくわずかずつであるこ とのたとえ。 人が列をなして群集する ことのたとえ。 形容詞句 動詞句 名詞句 名詞句 蟻の這い出る隙も 少しの隙間もなく、警護の 主語・述 ない 厳重なことにいう。 語の構成 蚊 (カ) 牛の角を蚊がせせ る 何とも感じないこと。 蚊の鳴くよう 蚊の羽音のようなかすか 42 主語・述 語の構成 その他 な声。 10 11 蚊の目ほど とても小さいこと。 蚊の食うほどにも 少しも痛くもかゆくもな 思わず い。利害や影響を少しも受 その他 動詞句 けない。 蜉蝣 (カゲロウ) 蜉蝣の命のように、人の一 12 蜉蝣の命 生が短いことをたとえて 名詞句 いう語。はかない命。 蜻蛉の尻冷やすよ 13 蜻蛉の尻冷やすのように う そそっかしい。 唐辛子羽を付けた 14 つのものは同じの形をす ら赤蜻蛉 る。 その他 名詞句 蟷螂 (カマキリ) 弱者が自分の力を考えず 15 蟷螂が斧を以っ に、強敵に向かうことのた て・取って隆車に とえ。 動詞句 向かう 蜘蛛 (クモ) 力のないものが強大なも 蜘蛛が網を張りで 16 のに立ち向かう。はかない 鳳凰を待つ 抵抗のたとえ。 17 力のないものが強大なも 蜘蛛の網 のに立ち向かう。はかない 43 主語・述 語の構成 名詞句 抵抗のたとえ。 蜘蛛の子の入って 蜘蛛の子を散らす 18 いる袋を破ると、 群衆などがちりぢりばら 蜘蛛の子が四方八 ばらに逃げ散るさまなど 方に散るところか に 動詞句 ら 平蜘蛛のよう 19 平身低頭するさまの形容 その他 虱 (シラミ) 20 石仏に虱 21 猿の空虱 22 虱の皮ほど 23 影響を少しも受けない。効 果がない。 忙しいぶりであるが、実は 猿は虱を取る 何もしないこと。 非常に少ない。小さい。 虱の皮を千枚に履 きわめてけちなこと。非常 く に貪欲 (どんよく) であ 名詞句 名詞句 その他 動詞句 ることのたとえ。 小さい事を処理するのに、 24 虱の皮を鉈で剥ぐ 大げさに行なうことのた 動詞句 とえにいう。 25 虱をひねって当世 人前を恐れぬ態度で時世 の務を談ず や政治を論じる。また、傍 動詞句 若無人に振る舞う。 蝶(チョウ) 26 蝶よ花よ 子をいつくしみ愛するさ 44 その他 まをいう話。 蚤 (ノミ) 27 28 牛ほどな蚤 蚤の頭を斧で割る 大げさにいう。 名詞句 小さい事を処理するのに、 大げさに行なうことのた とえにいう。 動詞句 取るに足りない、どうでも よいことにかかずらうさ まを例えた表現。つまらな いことに取り組んで気忙 しくしているさま。 動詞句 極めてわずかなことのた とえ。 名詞句 極めて小さいこと。 名詞句 29 蚤の皮を剥ぐ 30 蚤の小便蚊の涙 31 蚤の卵 32 蚤の夫婦 夫よりも妻のほうが体の 大きい夫婦 名詞句 33 蚤の眼に蚊の睫 極めてわずかなことのた とえ。 名詞句 34 蚤を追う蛙 仕事が期待した通りに進 めないこと 名詞句 35 猿が蚤取り眼 ノミをとるときのような、 どんなものも見落とすま いとする真剣な目つき。 名詞句 蝿 (ハエ) 36 鳥もちで蝿を刺す 非常に簡単なこと。 動詞句 名詞句 その他 37 鳥もちの蝿 はがしにくいところまで くっつけて、バラバラにし ないで包む。 38 蝿が灯心使うよう 非常に弱い、十分に強くな 45 い、非常に弱い動き。 蝿が飛べば虻も飛 39 ぶ 40 蝿の力もない 41 蝿を打つより易し 鷹が飛べば、糞蝿 42 も飛ぶ 43 頭の上の蝿も追え ない 似た者同士が互いに真似 をすること。 主語・述 語の構成 力がない。 主語・述 語の構成 非常に簡単なこと。 形容詞句 無理によりも優れている 人と競争する。または、真 似をする。 主語・述 語の構成 自分の一人の始末さえも できないことのたとえ。 動詞句 蜂 (ハチ) 虻も取らず蜂の刺 44 45 46 される 虻も蜂も失う 虻蜂取らず 虻も蜂も両方を捕 まえようと(退治 しようと)して、 二つも取り逃して しまうことから、 両方とも手に入れ ようとして、結局 は何も得られない ことをいう。 欲を出しすぎるこ とや、方針が曖昧 46 どちらも得られず客に損 害が出ること。 動詞句 欲張って二つのものを同 時に手に入れようとした ために、結局はどちらも得 られず失敗すること。 動詞句 欲張って二つのものを同 時に手に入れようとした ために、結局はどちらも得 られず失敗すること。 動詞句 にしておくことを 戒めるときに使 う。 47 牛の角を蜂が刺す 何の効き目も、反応もない ことのたとえ。 主語・述 語の構成 48 鹿の角を蜂が刺す 何の効き目も、反応もない ことのたとえ。 主語・述 語の構成 蜂の巣をつついた よう 手もつけられないような 大さわぎのさま その他 49 灯蛾 (トウガ) 灯蛾燭を払う 明るさにつられて飛んで 来た灯蛾が、火で焼け死ぬ 意から、自分から進んで災 いの中に飛び込むことの たとえ。 動詞句 灯蛾の身を徒にな 明るさにつられて飛んで 来た灯蛾が、火で焼け死ぬ 意から、自分から進んで災 いの中に飛び込むことの たとえ。 動詞句 50 51 る 蛍 (ホタル) 窓の蛍 勉学・学問に励むこと。苦 学することのたとえ。 名詞句 月に蛍火 類似点はありますが、性質 とレベルは完全に異なる。 名詞句 54 月夜の蛍 かすかな、不明瞭、目立た ない姿。 名詞句 55 蛍雪 ホタル灯と雪の光 勉学・学問に励むこと。苦 を使って学ぶ。 学することのたとえ。 名詞句 56 蛍雪の勤め 勉学・学問に励むこと。苦 学することのたとえ。 名詞句 52 53 47 蛍雪の功(の功を 57 58 積む) 蛍窓雪案 勉学・学問に励むこと。苦 学することのたとえ。 名詞句 勉学・学問に励むこと。苦 学することのたとえ。 名詞句 虫 (ムシ) いい虫だ 自分の都合ばかり考えて 他を顧みない。身がってで ある。 主語・述 語の構成 うちべんけいがいなむし 外で意気地がないが、家の 中では威張り散らすこと。 また、そういう人。 名詞句 明るさにつられて飛んで 来た夏の虫が、火で焼け死 ぬ意から、自分から進んで 災いの中に飛び込むこと のたとえ。 名詞句 きわめて温和なさま形容。 動詞句 虫を殺す 怒りを抑えて我慢する。 動詞句 虫の居所が悪い 機嫌が悪く、ちょっとした ことも気に障る状態にあ る。不機嫌である。 主語・述 語の構成 虫が知らせる・知 らす 何となく、そのような予感 がある 主語・述 語の構成 虫が嫌う 何となく気にくわない。 主語・述 語の構成 虫がいい・よい 自分の都合ばかり考えて 他を顧みない。身がってで ある。 主語・述 語の構成 夏の間だけ生きて 見識が狭いことのたとえ。 いる虫は、氷の存 主語・述 語の構成 59 60 内弁慶外菜虫 飛んで火に入る夏 61 62 の虫 虫も殺さぬ・潰さ ぬ 63 64 65 66 67 68 夏の虫氷雪を笑う 48 在を理解できずに 氷を笑う。 69 仕事の虫 仕事に夢中になる人 名詞句 70 米を食う虫 人間 名詞句 71 姿の虫 猿の別の名前 名詞句 72 小の虫 非常に小さいこと。 名詞句 虫が起こる 1.子供が腹痛を起こした り神経質になって泣いた りする。 73 主語・述 語の構成 2.欲望が生じる。 虫が納まる かんしゃく 癇癪 がおさまる。腹立ちが 直る 主語・述 語の構成 75 虫が齧る 腹痛が起こる。また、産気 づいて陣痛が起こる。 主語・述 語の構成 76 虫が好かない 何となく気にくわない。 主語・述 語の構成 虫が付く 1.衣類・書画などに害虫 がつく。 主語・述 語の構成 74 77 2.未 婚 の 女 性 や 後 家 な どに好ましくない男がで きる。 78 虫が取り上る かんしゃく 79 虫を患う 虫気で病気になる。 蓼(たで)食う虫 も好きずき 辛い蓼(たで)を食う虫も あるように人の剥き身は さまざまである。 一寸の虫にも五分 小さく弱いものにもそれ 相応の位地があるから侮 80 81 癇癪 がおこる。 49 主語・述 語の構成 動詞句 主語・述 語の構成 名詞句 82 の魂 りがたいの意。 虫酸(むしず)が 走る 口中に虫酸が走る。 50 主語・述 語の構成 ベトナム語における虫を含む慣用句 番 慣用句 解釈 意味 構成 蟻(アリ) 非常に小さい Bé kiến 蟻のように小さい 形容詞句 言 っ た こ と に 責 任 を持たない。 Giãy lên phải 蟻 に 嚙 ま れ る と 手 びっくりして、手足を振 tổ kiến 足を振る 動詞句 る。特に反対するとき Kiến bò miệng chén 茶 碗 の 口 縁 に 這 う 自分の思いや考えを抜 主語・述語 蟻。 けられない の構成 Kiến bò (trong) 腹に蟻が這う bụng Kiến お腹が減ってたまらな 主語・述語 bị い (trong) の構成 必死に、管理する方法が 主語・述語 chảo nóng 熱い鍋に蟻が這う Đông kiến 蟻 の よ う に 混 ん で 混んでいる わからない の構成 形容詞句 いる 蚊 (カ) 像の足を蚊が刺す。何も 主語・述語 Muỗi đốt chân voi 蚊が像の足を刺す 効果がなく、感じないこ の構成 と Muỗi trấu 蚊が多い 蚊が多い 主語・述語 の構成 51 蚕(カイコ) Trăm dâu đổ đầu 何の仕事でもしなけれ 主語・述語 tằm ばならない の構成 10 Ăn tằm ăn rỗi たくさん食べる 動詞句 蜉蝣 (カゲロウ) 11 蜉蝣は水を触れるのよ 主語・述語 Chuồn chuồn đạp 蜉蝣は水を触れる。 うに仕事を適当にする nước の構成 こと。 蜘蛛 (クモ) 網 の よ う に 細 か く 網のように細かく張り 12 Chằng chịt 形容詞句 張 り 巡 っ て い る も 巡っているもの。 mạng nhện の。 ク ロ ス ズ メ バ チ は 悪い行いをするが偽善 主語・述語 し ば し ば ク モ を 巣 ぶりにする。 に連れる。世界の目 には、クロスズメバ チは「慈悲深い」こ とをし、クモを巣に 連れて、育つ。実際、 13 Tị vị ni nhện クロスズメバチは 巣に戻り始め、クモ の体に酸を注入し てクモを半生死に させます。これは将 来、若いサギの予備 の餌として使用さ れる。 蝉(セミ) 52 の構成 14 Mình gầy xác ve 蝉 の よ う に 窮 屈 な 蝉のように窮屈な姿。 姿。 主語・述語 の構成 虱 (シラミ) 子供、または一般的に若 主語・述語 15 者は、年配者よりも親よ Trứng khôn 虱 よ り 卵 の ほ う が りも賢く見えたいと思 rận 賢い。 っている(しばしば軽蔑 の構成 するために使用される) 。 16 17 18 Chấy rận sung う ど ん げ の よ う に 虱が多い 虱がある。 の構成 虱までも半分を分 Con chấy cắn đôi ける。 愛情と愛を持ち、肉と血 名詞句 のように心から助け合 い、愛し合う 虱 の よ う に 恩 知 ら 恩知らずの性格のたと Bạc rận 主語・述語 形容詞句 え。 ず。 蝶(チョウ) 冗談めかして、相手に不 主語・述語 19 Bướm lả ong lơi 蝶も蜂も冷やかす 快感を与える行為をす の構成 る。 (売春婦として働く女 主語・述語 20 21 Bướm chán 性)美しさが薄れ、客を ong chường 蝶も蜂も飽きた Liên chi hồ điệp 蝶が連続に飛ぶ の構成 惹きつけられなくなっ たという意味である。 53 連続に連れていく 形容詞句 22 蜂 と 蝶 行 っ た り 来 男性と女性は賑やかに 主語・述語 Ong qua bướm lại たり 歩いている の構成 蚤 (ノミ) 才能は何でもない人だ 主語・述語 23 Bọ chó múa bấc 舞う蚤 が、仕事できるぶりをす の構成 る。皮肉にいう。 人を傷つけるため、人の 24 Bới bèo bọ 蚤をあら探す 動詞句 ことをあらさがし、悪い 口をいう 蝿 (ハエ) 25 26 あ く び の 犬 は 蝿 を 偶然に運のいいこと。皮 主語・述語 Chó ngáp phải ruồi Mật ruồi nhiều 取れる。 肉的に言う。 蜂蜜は少ないが蝿 が多い。 の構成 ニーズが多いであるが、 主語・述語 供給が少ない。応じな の構成 い。 ふわふわの甘い、見た目 主語・述語 27 Mật chết ruồi 蝿は甘い蜜で死ぬ は魅力に満ちているが、 の構成 実際には欺瞞的な罠を 仕掛ける 飛蝗 (バッタ) 悲 し み は 本 質 的 非常に寂しい。モヤモヤ に、飛蝗に噛まれる している。 28 Buồn /trấu cắn chấu な ど の 外 的 影 響 の ために少し不快に 感じることを意味 する。ここでの悲し みは意味を変え、不 54 形容詞句 幸な気分になった。 バッタの小さいものは 主語・述語 乗り物の大きいものと 29 Châu chấu đá voi 飛蝗は像を蹴る の構成 向き合うイメージを利 用し、弱者と強者との向 き合いを表す。 Châu chấu đá xe 飛蝗はを蹴る バッタの小さいものは 主語・述語 乗り物の大きいものと 30 の構成 向き合うイメージを利 用し、弱者と強者との向 き合いを表す。 蜂 (ハチ) (売春婦として働く女 主語・述語 Bướm chán ong chường 蝶も蜂も飽きた。 性)美しさが薄れ、客を の構成 惹きつけられなくなっ たという意味である。 冗談めかして、相手に不 主語・述語 Bướm lả ong lơi 蝶も蜂も冷やかす。 快感を与える行為をす の構成 る。 蜂 と 蝶 行 っ た り 来 男性と女性は賑やかに 主語・述語 Ong qua bướm lại 31 たりする。 Điều ong tiếng ve 歩いている。 の構成 世論は他の人の話につ 名詞句 けいべつ いて話し合い、軽蔑する Lời ong tiếng ve こと。 知らないうちに悪い人 32 Nuôi ong tay áo を育て、助ける。結局は 傷つけられる。 55 動詞句 蜂の巣のようにボロボ 33 Lỗ chỗ tổ ong 形容詞句 ロする。または、物をあ れこれに散らす。 仕事を頑張る真面目な 名詞句 人々。または、貧しい 34 Con ong kiến 蜂であり蟻であり。 人々には地位がなく、文 句を言うこともできな い。 びっくりする時や反対 35 Giãy lên bị ong 蜂 に 刺 さ れ た よ う の反応を表す時に手足 châm に手足を振る 動詞句 を振る行動という意味 である。 灯蛾 (トウガ) 灯 蛾 が 火 の あ る と 灯蛾が火のあるところ 36 Lao vào こ ろ に 飛 び 込 む よ に飛び込むように自分 thiêu thân う に 自 分 を 危 な い を危ないところに置く。 動詞句 ところに置く。 蛍 (ホタル) 37 Nảy đom đóm mắt 瞳に蛍の光がある。 非常に怒っている。 動詞句 虫 (ムシ) 38 Vạch tìm sâu 葉 の 中 に 虫 を あ ら 非常に小さいミスもあ 探す。 動詞句 ら探す。 お互いに関係のある人 主語・述語 39 Rau sâu は同じ悪い性格を持っ ていること。 56 の構成 ... HÀ NỘI TRƯỜNG ĐẠI HỌC NGOẠI NGỮ KHOA NGƠN NGỮ VÀ VĂN HĨA NHẬT BẢN  KHÓA LUẬN TỐT NGHIỆP THÀNH NGỮ CHỨA CÔN TRÙNG TRONG TIẾNG NHẬT SO SÁNH VỚI THÀNH NGỮ TRONG TIẾNG VIỆT Sinh viên: Lớp:... Hồng Thu (2006), Từ điển thành ngữ Nhật - Việt,NXB Từ điển Bách Khoa Nguyễn Thị Hồng Thu (2007), Thành ngữ tiếng Nhật đối sánh với thành ngữ tiếng Việt - Tạp chí Ngơn ngữ (Số 4/2007) Nguyễn Mai... ấn văn hóa qua hình tượng vật thành ngữ tiếng Việt tiếng Anh - Tạp chí ngơn ngữ đời sống (số 11/2014) Ngô Minh Thủy (2002), Thành ngữ liên quan tới động vật tiếng Nhật, Đề tài nghiên cứu khoa

Ngày đăng: 08/09/2021, 15:41

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    4.研究の範囲 日本語の慣用句は、『Từ điển Thành ngữ Nhật Việt』(日越慣用

     例2:Bé bằng con kiến

       例1:Muỗi đốt chân voi

       例2:Con chấy cắn đôi

       例1:Bọ chó múa bấc

       例2:Bới bèo ra bọ

       例1:Chó ngáp phải ruồi

       例2:Mật ít ruồi nhiều

       例3:Mật ngọt chết ruồi

     例1:Con ong cái kiến

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