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Giáo dục tiếng nhật như một ngôn ngữ kế thừa của trẻ em trong gia đình kết hôn quốc tế nhật việt tập trung vào yếu tố ảnh hưởng đến nhận thức của cha mẹ

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Giáo dục tiếng Nhật như một ngôn ngữ kế thừa của trẻ em trong gia đình kết hôn quốc tế Nhật Việt tập trung vào yếu tố ảnh hưởng đến nhận thức của cha mẹ Giáo dục tiếng Nhật như một ngôn ngữ kế thừa của trẻ em trong gia đình kết hôn quốc tế Nhật Việt tập trung vào yếu tố ảnh hưởng đến nhận thức của cha mẹ

ベトナム国家大学ハノイ校日越大学 地域研究プログラム日本研究専攻 修士学位論文 日越国際結婚家庭における子供の継承語としての日本語教育 ―親の意識構築への影響要因を中心に― 地域研究プログラムコード:8310604.01QTD 主指導教員 宮崎 里司博士・教授 学位申請者 LE THI THANH TAN (学生番号:18110004) 2020 年 月 論文要旨 この論文の目的は、日本人である夫とベトナム人である妻が結婚し、現在ベトナムに居住 している家庭において、子どもに日本語を継承しようとしている事例を調査し、その背景に ある親の継承語としての日本語教育に対する意識を構築する要因を明らかにすること、そし て、ベトナム・日本という居住地によって子どもに対する言語継承に関する親の意識に差が あるかを明らかにすることである。 これまでの国際結婚家庭の継承語教育の研究は、韓国、中国、ブラジルなどの事例を取り 上げたものが多く、日越国際結婚家庭の子どもについての研究はほとんどない。本研究の特 徴は、日越国際結婚家庭の夫婦を対象にインタビュー調査を行い、日本人の夫とベトナム人 の妻、双方の語りから分析を行い、日越国際結婚家庭の言語使用の実態と、子どもの言語教 育に対する親の考え方を明らかにすることである。研究目的を達成するために、以下の つ のリサーチクエスチョンを設定した。 RQ1 居住する社会(ベトナム・日本)によって、家庭内での言語使用の実態と、子どもへ の言語教育に対する親の意識に差異はあるのか、また、その差を生じさせる要因は何か。 RQ2 日越国際結婚家庭における子どもへの継承語としての日本語教育に対する親の意識を 構築する要因は何か。 RQ3.日越国際結婚家庭において、親は子どもに対する日本語とベトナム語のバイリンガル 教育についてどのように考えているか。 インタビュー調査の結果から、調査協力者の家庭をタイプ A(居住地によって父母のどちら か一方の言語を主に使用している家庭)、タイプ B(日本語とベトナム語どちらも使用してい る家庭)、タイプ C(両親の母語以外の言語を中心に使用している家庭)の タイプに分類し た。タイプ A とタイプ C は、親が子どもの日本語教育に関心をもっていないと考えられる。 逆に、タイプ B は、日本語とベトナム語のバイリンガル教育の成功の事例といえる。この家 族は母語教育がしっかりしている。日越結婚家庭における子どもの日本語とベトナム語をバ ランスよく伸ばすことは、子どもの自分のアイデンティティの安定、親子のコミュニケーシ ョンの確保、将来の選択肢の広がりなどのために大切である。 本研究の結論は、ベトナムに居住する日越国際結婚家庭において、父親の母語である日本 語を子どもに継承するためには、「家庭環境」、「親の継承語教育への関心度」、「ベトナ ムの日本語学校の状況」、「政府の政策及び社会の支援」が重要だということである。さら に、継承語としての日本語教育の意義をあらためて提言する。 最後に、本研究の成果は、日越結婚家庭の子どもの言語教育の実態を正確に把握し、継承 語としての日本語教育の課題を具体的に考察した点である。本研究は、今後の日越国際結婚 家庭の子どもの継承語教育に関する研究の基礎研究となるものである。 目次 第1章 1.1 1.2 1.3 1.4 序論 研究背景 研究目的 研究方法 論文の構成 第2章 用語の定義と継承語教育の必要性 2.1 用語の定義 2.1.1 国際結婚の定義 2.1.2 母語・継承語の定義 a 母語の定義 b 継承語の定義 10 2.1.3 バイリンガル・バイリンガル教育の定義 13 a バイリンガルの定義 13 b バイリンガル教育の定義 14 2.1.4 アイデンティティの定義 15 2.2 国際結婚家庭の問題 16 2.3 母語と継承語の教育の必要性 17 第3章 先行研究および本研究の位置づけ 19 3.1 先行研究 19 3.1.1 国際結婚家庭における継承語教育 19 3.1.2 海外の継承日本語教育 19 3.2 先行研究からみた本研究の意義 20 第4章 日越国際結婚家庭における継承語教育 21 4.1 母親と父親に対するインタビュー調査の概要 22 4.1.1 インタビュー調査の協力者 22 4.1.2 インタビュー調査の内容 22 4.2 日越夫婦に対するインタビュー調査の結果分析 24 4.2.1 日越国際結婚家庭の子どもに対する継承語としての日本語教育 24 4.2.2 日越国際結婚家庭の子どもに対する継承語としてのベトナム語教育 25 4.3 リサーチクエスチョンへの答え 30 4.3.1 リサーチクエスチョン の答え 35 4.3.2 リサーチクエスチョン の答え 35 4.3.3 リサーチクエスチョン の答え 39 第5章 結論 43 5.1 日越国際結婚家庭の子どもに対する日本語教育の課題と見通し 45 5.2 今後の課題 45 参考文献 49 付録1 53 付録 55 付録 57 付録 59 図目次 1-1 夫婦の一方が外国人である婚姻件数の年次推移—昭和 40〜平成 27 年 4-1 家庭 V1~V3 (ベトナムに居住する日越国際結婚家庭)の子どもの会話する相手とそ の言語 37 4-2 家庭 J1~J5 (日本に居住する日越国際結婚家庭)の子どもの会話する相手とその言 語 38 表目次 1-1 在留資格「日本人の配偶者」で日本に滞在する外国人女性の国籍 1-2 インタビュー対象者の家族構成の一覧 2-1 Tove Skutnabb-Kangas の母語の定義 2-2 母語と継承語の比較 12 4-1 インタビュー調査の協力者 23 4-2 家庭内で使用する言語(ベトナムに居住する日越国際結婚家庭) 25 4-3 日本語とベトナム語に子どもが接触する量・機会 26 4-4 家庭内での使用言語(日本に居住する日越国際結婚家庭) 30 4-5 ベトナム語と日本語に子どもが接触する量・機会 32 第1章 序章 3 1.1 夫妻の国籍別にみた婚姻 研究背景 (1)国籍(日本-外国)の組合せ別にみた婚姻 近年、国際的な人の移動が進み、国境を越えた移民・移住が年々増加している。厚生労働 夫妻の一方が外国人である婚姻件数の年次推移をみると、平成 18 年まで増加傾向であったが、そ 省から発表された「平成 28 年度の人口動態統計特殊報告」によると、日本国内における平成 の後は減尐に転じている。また、全婚姻件数に占める一方が外国人である婚姻件数の構成割合は、 平成 25 年以降横ばいで 3.3%となっている。 (図6) 27 年の総婚姻件数は 58 万 6481 組であるが、そのうち夫婦の一方が外国人である婚姻件数は 万 976 組で、約 3.3%を占める(図 1−1)。 図6 夫妻の一方が外国人である婚姻件数の年次推移 -昭和 40~平成 27 年- % 万組 妻日本-夫外国 夫日本-妻外国 全婚姻に占める一方が外国人の構成割合 夫 妻 の 一 方 が 外 国 人 の 婚 姻 件 数 1 0 40 昭和・・年 45 50 55 60 2 平成・年 7 12 図 1−1:夫婦の一方が外国人である婚姻件数の年次推移 17 — 22 全 婚 姻 件 数 に 占 め る 夫 婦 の 一 方 が 外 国 人 の 婚 姻 件 数 の 構 成 割 合 27 昭和 40〜平成 27 年 出典:平成 28 年度 人口動態統計特殊報告 「婚姻に関する統計」の概況 厚生労働省 現在、日本は世界でも有数の高齢化が進む国であり、日本政府の尐子高齢化問題への対処 に世界が注目している。労働力不足を解消するために、外国人労働者の受け入れを拡大する 改正出入国管理法1が、2018 年 12 月 日に成立した。この法律は、日本での人材不足が深刻 な 14 業種を対象に、特定の技能と日本語能力を持つ多くの外国人に日本での就業を認める。 また、近年は仕事だけでなく、留学や観光目的で日本へ来る外国人も増加しており、今後、 日本国内における日本人と外国人との結婚の件数も増えていくことが予想される。 平成 30 年 12 月 日,第 197 回国会(臨時会)において「出入国管理および難民認定法および法 務省設置法の一部を改正する法律」が成立し,同月 14 日に公布された(平成 30 年法律第 102 号) http://www.immi-moj.go.jp/hourei/h30_kaisei.html - 11 - このような、いわゆる「国際結婚」のうち、前述の平成 27 年のデータでは、夫が日本人で 妻が外国人である夫婦は、1 万 4809 組であり、妻が日本人で夫が外国人の夫婦(6167 組)の 2.4 倍にあたる。以下の表は、在留資格「日本人の配偶者」で日本に滞在する外国人女性の国 籍を示したものである。 表 1−1: 在留資格「日本人の配偶者」で日本に滞在する外国人女性の国籍 多い順 国籍 人数 割合 中国 77,977 29.88% フィリピン 66,620 25.52% 韓国,朝鮮 43,342 16.61% タイ 15,051 5.77% ブラジル 4,615 1.77% ベトナム 2,925 1.12% アメリカ 2,775 1.06% インドネシア 2,508 0.96% ペルー 1,352 0.52% 10 イギリス 726 0.28% 出典:国勢調査 平成 27 年国勢調査 人口等基本集計に基づき作成 平成 27 年には在留資格「日本人の配偶者」で日本に滞在する外国人女性の国籍でもっとも 多かったのは中国である。次にフィリピン、3 位が韓国、朝鮮、そして、6位がベトナムとな っている。 日本における日本人とベトナム人との国際結婚に着目すると、夫が日本人、妻がベトナム 人の組み合わせは 2925 組で、夫がベトナム人、妻が日本人の組み合わせ(478 組)のおよそ 6.1 倍である。さらに、ベトナムへの日本企業の進出を背景に、ベトナム国内においても、駐 在員としてベトナムに居住する日本人の夫とベトナム人の妻の国際結婚の増加が見込まれる。 化を 定的にとらえ、同時に、学校教育と地域、家庭が連携する可能性を高める契機となる。 Cummins(2001:5)は、次のように述べている。 子どもの母語・母文化の破壊は、ホスト社会にとっても極めて非生産的なことです。グ ローバル化時代には複数言語、複数文化のリソースにアクセスをもつ社会の方が社会的、経 済的に重視な役割を果たし、国際社会でより有利な立場に立てるのです。 つまり、両親の母語を学ぶことは子どもにとって、自分のアイデンティティの安定、親子 のコミュニケーションの確保、将来の選択肢の広がりなどのメリットがある。そのような子 どもたちは父母の国の架け橋となり、双方の社会に貢献する人材となる可能性がある。尐子 高齢化が進む日本社会においても、日本語とベトナム語の二言語ができる国際結婚家庭の子 どもは貴重な人材である。今後、日越国際結婚家庭の子どもは増加が見込まれ、彼らに対す る継承語としての日本語教育が重要な課題になるといえる。 5.2 今後の課題 本研究では、8 家庭を対象に調査を行った。当然、本研究の調査結果が全ての日越国際結婚 家庭に当てはまるとは考えられない。さらに多くの家庭を対象とした調査が必要であると考 える。インタビュー調査の対象が増えれば、より広い視点から考察することが可能になるだ ろう。 また、今回の調査では調査協力者の家庭をタイプ A(居住地によって父母のどちらか一方の 言語を主に使用している家庭)、タイプ B(日本語とベトナム語どちらも使用している家庭)、 タイプ C(両親の母語以外の言語を中心に使用している家庭)の タイプに分類した。しかし、 これらのタイプ以外での日越国際結婚家庭も存在すると考える。例えば、父母の母語に関わ らず、言語学習は子どもに任せるというタイプなどである。今後も調査対象を広げ、研究の 継続が必要である。 さらに、現在のベトナムでは、子どもへの継承語教育に関する政府の政策・制度、社会の 支援などがほとんどない。今後のベトナムでの支援体制の発展なども含め、縦断的な研究が 必要であると考える。 最後に、インタビュー調査で、父母のバイリンガル教育に対する知識や情報などの不足が 明らかになった。日越国際結婚家庭の親が子どものバイリンガル教育をどのように進めるか、 どのような資料を参照できるかに関心があるが情報が不足である。これは、日越国際結婚家 庭に関する研究はまだ十分ではないと考えられる。バイリンガル教育の研究を推進するには、 研究者のネットワークが必要であり、研究結果の共有、学習支援のための情報の提供などが 47 必要である。そのため、日越国際結婚家庭の子どもの言語教育を含め総合的な言語教育研究 センター、委員会などを設置し、研究で得られた知見を言語教育に生かすことが望まれる。 48 参考文献 日本語 1.伊藤克敏(2005)『ことばの習得と喪失』勁草書房 2.岡㟢ラフ和子(2010)『バイリンガル教育に関わる3つの心理社会的要因』Memoirs the Osaka Institute of Technology, Series B Vol 55,No 2(2011)pp.29〜38 of 3.桶谷仁美(2007)『家庭でバイリンガルを育てる 0歳からのバイリンガル教育—Rais i ng children as bilinguals−』明石書店 4.落合知子(2012)「公立小学校における母語教室の存在意義に関する研究 ―神戸市ベトナ ム語母語教室の事例から―」『多言語多文化─実践と研究 vol.4 _2012.12』 5.落合・松田(2017)「カナダの母語資 育成のための教育実践」『多文化児童の未来をひ らく ―国内外の母語教育支援の現場から』学術研究出版/BookWay 6.折山香弥(2019)「日本語を優勢言語としない子どものバイリテラシー習得・発達」近藤 ブラウン妃美 坂本光代 西川朊美『親と子をつなぐ継承語教育(日本・外国にルーツを持 つ子ども)』くろしお出版 7.海外子女教育振興財団 教育相談事業チーム(2018)『母語の大切さをご存知ですか?- 海外での日本語の保持と発達-』公益財団法人海外子女教育振興財団 8.川岸麻里子(2008)『承語教育の可能性に関する考察ー外国につながる子どもたちのため にー』慶應義塾大学 湘南藤沢学会 9.川上郁雄(2010)「「移動する子どもたち」のことばの教育学とは何か 」『ジャーナル 「移動する子どもたち」― ことばの教育を創発する』「移動する子どもたち」研究会 10.川上郁雄(2014)「ことばとアイデンティティ―複数言語環境で成長した子どもたちの生 を考える―宮崎幸江集『日本に住む多文化の子どもと教育—ことばと文化のはざまで生きる』 上智大学出版 11.川上郁雄(2019)「国を境越えた子どもの異言語・異文化の壁」近藤ブラウン妃美 坂本 光代 西川朊美『親と子をつなぐ継承語教育(日本・外国にルーツを持つ子ども)』くろし お出版 12.河原俊昭、岡戸浩子(2009)『国際結婚多言語化する家族とアイデンティティ』明石書 店 13.小林和美(2009)「『キロギ・アッパ』になった韓国の父親たち―『早期留学』につい てのインタビュー調査から」『大阪教育大学紀要 社会科学・生活科学』57(2) 14.坂本光代(2019)「バイリンガル・マルチリンガルの継承語習得」近藤ブラウン妃美 坂本光代 西川朊美(編)『親と子をつなぐ継承語教育 日本・外国にルーツを持つ子ども』 くろしお出版 49 15.佐藤郁哉(2008)『質的データ分析法 原理・方法・実践』新曜社 16.敷田佳子(2013a)『国際結婚家庭の教育に関する現状と課題 ──結婚移住女性に焦点 をあてて』Migration Policy Review 2013 Vol 17.敷田佳子(2013b)『国際結婚家庭における教育—中国人母を中心に―』大阪大学大学院 18.渋谷 真樹(2010)『国際結婚家庭 の 日本語 継承 を支え る語 り 一 ス イス の 日 本語学校 に お け る 長期学習者 と母親へ の 聞き取 り調査か ら一』母語・継承語・バ イリンガル教育(MHB)研究 Volume MARCH 2010 19.ジム・カミンズ、マルセル・ダネシ、中島和子、高垣俊之(2005)『カナダの継承語教 育』明石書店 20.ジム・カミンズ 版会 中島和子(2011) 『言語マイノリティを支える教育』慶応義塾大学出 21.高橋朊子(言語文化学)(2009)『中国帰国者三世四世の学校エスノグラフィー母語教 育から継承語教育へ』生活書院 22.竹田治美 (2012)『外国人児童・生徒の内部葛藤とアイデンティティの模索 -学校の多 文化教育に向けて-』(https://core.ac.uk/download/pdf/72751249.pdf) 23.タンティミビン(2017)『日本の公立小学校における母語・継承語としての ベトナム語 教育の実態 −ベトナム人集住地域の事例から』宇都宮大学国際学部研究論集 2017 第 44 号, 97−117 24.中島和子(2005)「カナダの継承語教育その後—本書の解説にかえて」カミンズ・ダネシ 『カナダの継承語教育—多文化・多言語主義をめざして』明石書店 25.中島和子(2018)『バイリンガル教育の方法 12 歳までに親と教師ができること』完全改正 版アルク 26.西山教行、細川英雄、大木充(2015)『異文化間教育とは何かグローバル人材育成のた めに』くろしお出版 27.新田文輝、藤本直(1992)『国際結婚とこどもたち』明石書店 28.白, 琇晶(2015)『国際結婚家庭における子どもの母語教育を支える要因 と問題点: 「韓国人の母親・日本人の父親」の事例研究』日本語・日本文化研究.25 P.156-P.167 29.花井理香(2009)「韓日国際結婚家庭の日本語継承要因-日本人母の継承促進要因を中心 に-」『年度異文化間教育学会研究奨励費 研究成果報告概要』関西学院大学大学院言語コミ ュニケーション文化研究科 30.花井理香(2016a)『国際結婚家庭の言語選択要因』ナカニシヤ出版 50 31.花 井 理 香(2016b) (関西学院大学)『日韓国際結婚家庭の言語選択 ―韓国人母の韓国 語の継承を中心に―』社会言語科学 第 19 巻第 号、207‒214 ページ 32.朋部美貴(2015)『台湾に生まれ育つ台日国際児のバイリンガリズム』国立台湾大学出 版中心 33.真嶋潤子・Thu Thu Nwe Aye(2017)『日本で子育てをする国際結婚家庭における親の教 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Yamamoto, M.(2001) Language use in interlingual families; A Japanese-English sociolinguistic study Clevedon, UK: Multilingual Matters 52 付録 日越結婚家庭で日本語教育に関する質問票 ご協力者のお名前: お子様のお名前: ① ② ③ あなたはいつ来越しましたか。( お子様は今、何歳ですか。 ( 年 月) 歳、 歳、 歳) ベトナムでの職業を差し支えなければ教えてください。 同居する家族は何人ですか。 ( 人) お子様の父親のベトナム語の能力はどうですか。( ) 同居はしていないが、近所に家族や親戚がいますか。(はい、いいえ) 「はい」の場合 ⇒ 誰ですか。( )(※お子様との関係) 家族でお子様と話すときは何語で話しますか。 10 子供との対話時に、何か障害はありますか。 11 お子様の現在の日本語とベトナム語の能力はどうですか。 12 家でお子様に日本語を教えていますか。日本語教室に通っていますか。 13 お子様は日本の祖父母や親戚などと連絡を取っていますか。何語で使っていますか。 14 お子様の日本語とベトナム語を習得させるためには家庭で行っていますことはあります か。 ※(日本語能力が低い場合) 15 お子様の日本語を習得させるためには何をする必要があると思いますか。 53 16 お子様の日本語能力について将来どの程度まで身に付けてほしいですか。 17 これまでにお子様を連れて日本に帰省したことがありますか。何回ですか。その時、祖 父母や親戚などと話すときには、何語で話しましたか。 18 近い将来、あなたの家族が日本に一時帰国する予定がありますか。どのぐらいですか。 ※19 夫婦間の会話は主として日本語でなされるのが ましいですか。 子供の○○歳の時の日記から、ある日の日本語とベトナム語の接触量を比べる。 ○月○日(○曜) 7:00 ○○(日本語) 8:30 ○○(ベトナム語) ・ ・・・ ・ ・・・ 54 付録 日越結婚家庭でベトナム語教育に関する質問票 ご協力者のお名前: お子様のお名前: ① ② ③ あなたとお子様との関係は?(父親、母親、祖父母、その他 あなたはいつ来日しましたか。( 年 月) 日本のどこに住んでいますか。( 府・県 市) お子様は今、何歳ですか。 ( 歳、 歳、 ) 歳) 日本での職業を差し支えなければ教えてください。 ・子供の父親( ) ・子供の母親( ) 同居する家族は何人ですか。 ( 人) お子様の母親の日本語の能力はどうですか。( ) 10 同居はしていないが、近所に家族や親戚がいますか。(はい、いいえ) 「はい」の場合 ⇒ 誰ですか。( )(※お子様との関係) 11 家族でお子様と話すときは何語で話しますか。 12 子供との対話時に、何か障害はありますか。 13 お子様の現在のベトナム語と日本語の能力はどうですか。 14 家でお子様にベトナム語を教えていますか。ベトナム語教室に通っていますか。 55 15 お子様はベトナムの祖父母や親戚などと連絡を取っていますか。何語で使っていますか か。 16 お子様のベトナム語を習得させるためには家庭で行っていますことはありますか。 ※(日本語能力が低い場合) 17 お子様の日本語を習得させるためには何をする必要があると思いますか。 18 お子様のベトナム語能力について将来どの程度まで身に付けてほしいですか。 19 これまでにお子様を連れてベトナムに帰省したことがありますか。何回ですか。その時、 祖父母や親戚などと話すときには、何語で話しましたか。 20 近い将来、あなたの家族がベトナムに一時帰国する予定がありますか。どのぐらいです か。 ※21 日本に住んでいるので夫婦間の会話は主として日本語でなされるのが ましい ですか。 子供の○○歳の時の日記から、ある日の日本語とベトナム語の接触量を比べる ○月○日(○曜) ○○(日本語) ○○(ベトナム語) ・ ・・・ ・ ・・・ 56 付録 CÂU HỎI PHỎNG VẤN VỀ VIỆC GIÁO DỤC NGÔN NGỮ TIẾNG NHẬT NHƯ MỘT NGÔN NGỮ KẾ THỪA CỦA TRẺ EM TRONG GIA ĐÌNH KẾT HÔN NHẬT VIỆT ĐANG SỐNG TẠI VIỆT NAM Họ tên người vấn: Họ tên trẻ em: Trẻ em 1: Trẻ em 2: Trẻ em 3: Con bạn tuổi? ( tuổi, tuổi, tuổi) Nếu khơng phiền, bạn cho biết nghề nghiệp bạn Việt Nam khơng? Gia đình bạn sống có người? ( người) Năng lực tiếng Nhật mẹ đứa trẻ nào? ( ) Có gia đình hay họ hàng gần bạn khơng? (Có, Khơng) Trường hợp có ⇒ Là ai? ( ) *Quan hệ với đứa trẻ Trong gia đình, bạn nói chuyện với ngơn ngữ gì? Khi nói chuyện với con, có gặp trở ngại khơng? 10 Hiện tại, khả tiếng Việt tiếng Nhật bạn nào? 11 Ở nhà, bạn có dạy tiếng Nhật cho khơng? Con bạn có học lớp tiếng Nhật không? Con bạn học trường nào, ngôn ngữ chủ yếu gì? 12 Con bạn có hay liên lạc với ơng bà Nhật khơng? Khi nói chuyện nói ngơn ngữ gì? 13 Ở nhà bạn làm để tăng khả tiếng Nhật tiếng Việt con? ※ Trường hợp tiếng Nhật 14 Bạn nghĩ cần làm để tăng khả tiếng Nhật con? 15 Bạn muốn tiếng Nhật bạn tương lai nào? 57 16 Đến bây giờ, bạn có dẫn bạn Nhật chưa? Đã lần? Lúc bạn nói chuyện với ơng bà bà ngơn ngữ gì? 17 Trong tương lai, bạn có dự định Nhật tạm thời không? Khoảng bao lâu? *18 Khi vợ chồng nói chuyện bạn có mong muốn nói tiếng Nhật khơng? Ví dụ ngày bạn để tìm hiểu việc tiếp xúc với tiếng Việt tiếng Nhật ngày, xin vui lòng điền thông tin đơn giản vào bảng sau: Ngày tháng (thứ 7:00 (tiếng Nhật) 8:30 (tiếng Việt) ) ・ ・・・ ・ ・・・ 58 付録 CÂU HỎI PHỎNG VẤN VỀ VIỆC GIÁO DỤC NGÔN NGỮ TIẾNG VIỆT NHƯ MỘT NGÔN NGỮ KẾ THỪA CỦA TRẺ EM TRONG GIA ĐÌNH KẾT HÔN NHẬT VIỆT ĐANG SỐNG TẠI NHẬT BẢN Họ tên người vấn: Họ tên trẻ em: Trẻ em 1: Trẻ em 2: Trẻ em 3: Quan hệ người vấn với đứa trẻ (Bố, mẹ, ơng bà, khác ) (Khoanh trịn vào lựa chọn) Bạn đến Nhật nào? (tháng năm ) Bạn sống đâu Nhật Bản? (Quận Thành phố Con bạn tuổi? ( tuổi, ) tuổi, tuổi) Nếu không phiền, bạn cho tơi biết nghề nghiệp bạn Nhật không - Bố đứa trẻ ( ) - Mẹ đứa trẻ ( ) Gia đình bạn sống có người? ( người) Năng lực tiếng Nhật mẹ đứa trẻ nào? ( ) 10 Có gia đình hay họ hàng gần bạn khơng? (Có, Khơng) Trường hợp có ⇒ Là ai? ( ) *Quan hệ với đứa trẻ 11 Trong gia đình, bạn nói chuyện với ngơn ngữ gì? 12 Khi nói chuyện với con, có gặp trở ngại khơng? 13 Hiện tại, khả tiếng Việt tiếng Nhật bạn nào? 59 14 Ở nhà, bạn có dạy tiếng Việt cho khơng? Con bạn có học lớp tiếng Việt khơng? 15 Con bạn có hay liên lạc với ông bà Việt nam không? Khi nói chuyện nói ngơn ngữ gì? 16 Ở nhà bạn làm để tăng khả tiếng Việt con? ※ Trường hợp tiếng Nhật 17 Bạn nghĩ cần làm để tăng khả tiếng Nhật con? 18 Bạn muốn tiếng Việt bạn tương lai nào? 19 Đến bây giờ, bạn có dẫn bạn Việt Nam chưa? Đã lần? Lúc bạn nói chuyện với ơng bà bà ngơn ngữ gì? 20 Trong tương lai, bạn có dự định Việt Nam tạm thời không? Khoảng bao lâu? *21 Vì Nhật nên vợ chồng nói chuyện bạn có mong muốn nói tiếng Nhật khơng? Ví dụ ngày bạn để tìm hiểu việc tiếp xúc với tiếng Việt tiếng Nhật ngày: Ngày tháng (thứ 7:00 (tiếng Nhật) 8:30 (tiếng Việt) ) ・ ・・・ ・ ・・・ 60 謝辞 本修士論文は日越大学地域研究プログラムにて執筆したものです。本研究を行うにあたり、 多くの方々にご協力頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。 本研究を遂行するにあたり、豊富な知識とご経験のもと、ご指導頂きました早稲田大学大 学院日本語教育研究科の宮崎里司先生に深く感謝いたします。宮崎先生には、研究における 考え方や進め方、研究者としての姿勢をご教授いただきました。心より御礼申し上げます。 インターンシップの場でのご支援や数々のご助言を賜りました東京大学大学院総合文化研 究科の岩月純一先生、大泉さやか先生をはじめとする先生方、早稲田大学大学院日本語教育 研究科の先生方、そして、宮崎研究室の大学院生のみなさんに御礼申し上げます。 確かな知見に基づく研究や研究生活、修士課程に関することなど様々な助言を頂きました 日越大学の先生方に心より御礼申し上げます。 プライバシー保護の面からお名前を公表することは出来ませんが、調査協力者のみなさん をはじめ、神戸市長田区のたかとりコミュニティセンターのベトナム語の先生方、東京都の ベトナム語センターの先生方にも、多大なご協力、ご支援、ご理解を頂きました。本当にあ りがとうございました。 61 ... speaker of; sometimes also the language that one is most competent in or uses most There may be a change of mother tongue during a person’s lifetime according to all other criteria except the first... る。さらに、Li(同:25)は次のように述べている。 Bilingualism is not a static and unitary phenomenon It is shaped in different ways, and it changes depending on a variety of historical, cultural, political, economic, environmental, linguistic,... https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/survey/area/country/2017/vietnam.html 10 ベトナムにおける初等教育での日本語教育の開始について https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/20160914_JP_Culture_Nihongokyoiku.html 41 体がベトナム語の指導を行っており、神戸市長田区のたかとりコミュニティセンターには

Ngày đăng: 13/04/2021, 13:16

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