2019 年 月 23 日提出 「学術文章作法」(木曜 時間目) 井上 敬子先生 コンビニエンスストア食品中の食品添 加物の危険性とどう対策するか? 理工学部共生創造理工学科 年 学籍番号 1959246 氏名 NGUYEN THI LE GIANG 1.はじめに 近年、日本は経済発展に伴って日本人の生活は忙しくなり、コンビニの利用者が多 くなっている。マイボイス株式会社の調査(2015)によるとコンビ二食品の利用回数は 週 4-5 回以上は 13.5%、週 2-3 回は 25.9%、週 回は 21.4%であり、60.8%が週 回以 上だと報告している。もしこの利用率は増えると将来日本人の健康に悪い影響を与え ると考えられる。何故かというとコンビニの食品は添加物を多く入れているからであ る。本レポートではコンビニの利点と欠点を述べ、添加物に対しての基礎知識と危険 性を論じる。その上でコンビニの食品添加物を解決するための対策として、利用者が 食品添加物の危険性を知るとともに、政府によるコンビニの食品に対して税金を上げ ることと、早い時間から開店する定食屋を支援することが必要であることを論じる。 2.コンビニの利点と欠点 日本のコンビニは 24 時間営業しているからいつでも気軽に立ち寄れるのが利点のひ とつである。ベトナムでは 24 時間営業店はなく、深夜に利用することはできない。ま た、商品も食品から日常生活用品まで様々ある。しかし、コンビニに置いてある食品 は野菜が少なく、食品添加物を様々入れてある。そのため、コンビ二食品を食べ続け ると健康への悪影響が考えられる。つまり、コンビ二のメリットは 24 時間いつでも利 用できることであり、デメリットはコンビ二食品は人間健康に悪い影響を与えること である。 3.食品添加物について必要な知識と危険性 食品添加物は食品加工のとき使うものであるが、食品添加物は様々な危険性がある。 同文書院(1999)によると、食品添加物とは食品の製造過程で加工や保存などの目的 で食品に使用するものであり、日本で使用を許可されていても外国で禁止されている ものもあると述べている。添加物の安全性を確認方法として動物を使う。つまり、動 物の体に試す。動物に対して問題はないと言っても人間の体は違うので、安全かどう か 100%言えない。 食品添加物を摂取することの危険性は病気になる可能性もあることである。食品添 加物の問題点について渡辺(2005)によると、食品添加物を摂取したことによって起 こる過敏症、アレルギー反応、がんの発生、さらに長期間摂取することによって各臓 器や組織に現れる毒性も心配されると述べている。コンビ二食品は添加物を多く含ん でいるので食べ続けると健康に影響を及ぼす可能性がある。 4.解決対策 解決策として一つ目は利用者としては自分の健康、家族の健康に第一にするという ことである。最も大事なのはコンビニの食品は添加物が多い、健康に良くないことを 意識することである。そして、弁当やサンドイッチなど買う前に書いた成分を読んで、 自分で作れないものは化学物質として数える。加えて、一日コンビニ食品を買うとど のぐらい添加物を摂取するのかと考えること。それから加工度の低いものを選ぶ。コ ンビニ食品を買うより定食屋やレストランなどを利用することの方がいい。なぜなら ば、レストランや定食屋などの食品はコンビニ食品 に比べて保存料を使用しない分添加物の量が少ないことからである。このように、利 用者として食品添加物を避けることが必要である。 二つ目は政府は国民健康を守るために様々な対策が必要である。コンビニ食品を買 わないために具体的にはコンビニ食品対象として税金を上げる、食品に含まれる添加 物を記載することや添加物の問題点を教育に導入することなどが挙げられる。そして、 利用者がコンビニの代わりにレストランや定食屋を利用するために早い時間から開店 する店に対して国が支援することも大事なことである。以上のように政府は国民に食 品添加物の悪影響を与えないように、政策を打ち立てる必要がある。 5.おわりに 以上述べてきたように、食品添加物を食べないように、利用者の意識と政府の対策 が必要である。本レポートでは、コンビ二は便利だがコンビニ食品は食品添加物が多 く含まれるので健康への悪影響があることを示唆した。そのため、この問題を解決す るためには利用者の意識を持つこととともに政府はコンビニ食品に対して税金上がる と早い時間から開店する定食屋を支援すること、食品添加物を厳しく管理することが 必要であることを考察した。 食品添加物は現在の問題だけでなく、将来の健康も含む問題である。コンビニ食品 を買わないために時間がかかる。国民と政府の努力が必要である。コンビ二の利用者 が減る場合は作る会社側も競争して添加物が少ない食品を作るべきである。(1869 字) 参考文献 同文書院(1999)『図解汚染物質対策マニュアル』株式会社 同文書院 渡辺雄二(2005)『食品添加物の危険度がわかる事典』KK べストセラーズ マイボイス株式会社(2015 年 月 日)「コンビニエンスストアの利用のアンケ ート調査(2)」http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/16308/index.html (参照日:2019 年 月 19 日)