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日本語におけるとりたて助詞及びベトナム人日本語学習者のよくみられる誤用 =trợ từ xác lập trong tiếng nhật và những lỗi sai thường gặp ở sinh viên việt nam học tiếng nhật ngôn ngữ học

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ハノイ国家大学 外国語大学 大学院 ************** LÊ THỊ NGỌC 日本語におけるとりたて助詞 及びベトナム人日本語学習者のよくみられる誤用 TRỢ TỪ XÁC LẬP TRONG TIẾNG NHẬT VÀ NHỮNG LỖI SAI THƯỜNG GẶP Ở SINH VIÊN VIỆT NAM HỌC TIẾNG NHẬT 修士論文 専攻科目: 日本語学 コード: 60.22.02.09 ハノイ, 2014 年 ĐẠI HỌC QUỐC GIA HÀ NỘI ĐẠI HỌC NGOẠI NGỮ KHOA SAU ĐẠI HỌC ************* LÊ THỊ NGỌC 日本語におけるとりたて助詞 及びベトナム人日本語学習者のよくみられる誤用 TRỢ TỪ XÁC LẬP TRONG TIẾNG NHẬT VÀ NHỮNG LỖI SAI THƯỜNG GẶP Ở SINH VIÊN VIỆT NAM HỌC TIẾNG NHẬT LUẬN VĂN THẠC SĨ CHUYÊN NGÀNH: NGÔN NGỮ NHẬT BẢN MÃ SỐ : 60.22.02.09 GIÁO VIÊN HƯỚNG DẪN : PGS.TS NGÔ MINH THỦY Hà Nội, 2014 目次 ページ 序論 本論 第1章:日本語におけるとりたて助詞の概要 1.1 とりたて助詞に関する先行研究の紹介 1.2 とりたて助詞の特徴と機能 1.2.1 とりたて助詞の分布 1.2.2 とりたて助詞の統語論的な特徴 12 1.2.3 とりたて助詞の意味論的・語用論的な特徴 16 1.2.4 とりたて助詞における自者と他者 21 1.2.5 とりたて助詞の機能 25 第 章:とりたて助詞各論 2.1.「も」 26 2.2.「まで」 41 2.3.「さえ」「すら」 46 2.4.「だけ」「のみ」 52 2.5.「ばかり」 57 2.6.「しか」 61 2.7.「こそ」 67 2.8.「など」(「なぞ」、「なんぞ」、「なんか」) 71 第 章:ベトナム人日本語学習者のよく見られる誤用 3.1 ベトナム人日本語学習者によるとりたて助詞の使用実態の調査の概 81 3.1.1 調査の目的 .81 3.1.2 調査の対象 81 3.1.3 調査の方法 82 3.1.4 調査の結果 82 3.2 ベトナム人日本語学習者のとりたて助詞に関する誤用分析 91 3.3 ベトナム人日本語学習者のとりたて助詞を使う力を高める方法 95 3.3.1 使用頻度が高いとりたて助詞の意味論的な特徴表と間違いやすいとり たて助詞の使い分け表作成 96 3.3.2 とりたて助詞の運用力を高める練習問題集 96 結論 101 謝辞 103 参考文献 104 付録 i 付録① 使用頻度が高いとりたて助詞の意味論的な特徴表と間違いやすい とりたて助詞の使い分け説明 I 付録② 調査の内容 X 付録③ とりたて助詞の運用力を高める練習問題 XVII ii 序論 研究の背景 日本語学において、「とりたて助詞」と呼ばれる語群には、様々な助詞 が混在している。その中のいくつかの助詞は、伝統的に係助詞、副助詞な どと呼ばれ、日本語母語話者にとっても難解な説明をされることが多かっ た。しかしながら、日本語がより多くの非母語話者に開かれていくために、 理解され自由な使用を可能にするような記述が望ましい。 「とりたて助詞」と呼ばれる語群が、どのように研究されてきたかにつ いては第 章で詳しく述べることとするが、「とりたて」という概念は、 日本語研究から創出されたものである。もしこの概念を一般化、相対化し ていくことができれば、言語学にとっても意味のあるものとなる可能性が ある。 最近、ベトナムと日本の関係がますます緊密になっており、ベトナムは 経済が急速に発展し、それに伴い日系企業のベトナムへの投資が加速して いる。その背景の中で日本語ができる人材育成が必要になり、ベトナムで の日本語教育、日本語通訳・翻訳なども大切な役割を果たすようになった。 日本語のとりたて助詞をベトナム語に翻訳する場合、常に複数のベトナム 語が対忚する。特に日本語をベトナム語に機械翻訳する際、そのどれを選 ぶか、どのような構文や表現を用いるかが、難しい問題である。そして、 ベトナム人日本語学習者に「とりたて助詞」のような語群を教える場合も 難解な説明が多いようである。 そのため、ベトナム人日本語学習者が「とりたて助詞」の語群を使うの には間違ったり、他の語群と混乱したりする問題が起こってきた。 2.研究の目的 本論文は「とりたて」についての記述的研究の一環として、現代日本語 のとりたて助詞の研究を行うものである。 とりたての研究では「とりたて」の概念、それに関わる語群の範囲、諸 特徴、それらが相互に成す体系について明らかにする必要がある。しかし、 ここでは、その全てを扱うことはできない。 そこで本論文は、とりたての中核を成すとりたて助詞について、その統 語論的、意味論的、様々の特徴を記述し、とりたて助詞に属する語群がど のような体系を成すかを明らかにする。 また、学習者によるとりたて助詞の使用実態の調査で学習者の使用・誤 用の実態の問題点を指摘し、学習者が習得しやすいとりたて助詞と学習し にくいとりたて助詞の特徴を明らかにする。 3.研究の対象 本論文でとりたて助詞として考察対象とするのは、以下の語群である。 「だけ」「ばかり」「しか」「のも」「も」「まで」「さえ」「すら」 「くらい(/ぐらい)」「など(/なぞ/なんぞ/なんか)」「こそ」 ・眼だけぎらぎらしていた。(大江健三郎「戦いの今日」『死者の奢り・ 飼育』所収) ・今は城跡しかない。(森田良行『日本語小辞典:形・副編』) ・悪いことばかり、蓄積していく。(野田知佐・片岡義男『カヌーで来た 男』 ・今こそ真相に迫るチャンスだ。(梅原克文『カムナビ』) ・ロバのひづめのごとき頑丈なかかとの靴は、私たちの若いころにも流行 した。(『毎日新聞』1991.1.6 朝刊) ・彼、私のために会社までやめようとしてるんです。(伴一彦『逢いたい 時にあなたはいない…』) ・自分の手の指さえ見定められない。(福永武彦『草の花』) ・向こうから来る馬車の気配くらい察して立ち止ったりした。(「林望さ んのすたいるぶっく」『朝日新聞』2006.7.27 朝刊) ・今回のような特別措置は、非常事態にのみ容認される。 4.研究の方法 本論文では、今までの、先行研究、関連研究を基に筆者の観点を加え、 さらに理論・分析・統合した。 理論的には第1章と第2章でとりたて助詞に関する資料はテキスト、先 行研究を参考にして、使いわけの意味と用法をまとめる。 第3章でハノイ国家大学・外国語大学・東洋言語文化学部で上級レベル の 年生を対象にし、調査作成と問題用紙をさせ、分析する。この調査の 結果を踏まえて、誤用を避けられる解決、区別力を高める提案を出す。 5.本論文の構成 本論文は序論、結論、謝辞、付録を除いて、第 章、第 章、第 章の 三つの部分からなる。 第 章は先行研究を概観してとりたて助詞の概念、意味論的・語用論 的・統語的特徴について本論文の立場を明らかにする。 第 章は各とりたて助詞の特徴を示す。 第 章は学ベトナム人習者がとりたて助詞をどう使用しているかという 実態調査の結果を明らかにして、実態調査の結果をもとに学習者はとりた て助詞の何が習得しにくいのかを示し、とりたて助詞の運用力を高める方 法を述べる。 第1章:日本語におけるとりたて助詞の概要 1.1. とりたて助詞に関する先行研究の紹介 1.1.1 宮田幸一(1948、1980) とりたて詞は、あるいはとりたて助詞は、従来の副助詞、係助詞を批判 して、新たにたてられた文法範疇である。 とりたて助詞という用語は、宮田(1948)に始まるものであり、以下のよ うに定義される。 とりたて助詞というのは句の一部を特に取立てて、その部分をそれぞれ の特別の意味において強調する助詞である。(宮田 1948:178) また、とりたて助詞に属する語と、各語の「特別の意味」は以下のよう である。 は:卖純取立て も:追加取立て、連立取立て、その他 こそ:特選取立て なら:条件取立て でも:暗示取立て さえ:顕著取立て まで:行過ぎ取立て この他の語彙項目として、「だって」「なりと」「しかし」その他があ げられるが、上記のような具体的な提示がない。なお、宮田(1980:73- 77)では上記の記述に以下の修正が加えられる。 も:追加取立て、連立取立て、譲歩取立て さえ:予想外取立て こそ:特別取立て 宮田(1948)のとりたて助詞は、「だいたいの普通の文法でいう「係助 詞」に当たる(同 1948:179)」語で、一般に副助詞とされる「だけ」「ば かり」などは含まれない。 宮田(1948)では、とりたて助詞の機能を文の部分の強調」とするが、こ こでは述べられる強調が、何に対する、どのような強調であるのかは、必 ずしも明確できない。これについて、宮田(1980)では、とりたて助詞が 取立て る部 分に 対 して、 「話 し手 の 主観に 基づ く何 ら かの種 類の 強調 (同:73)」を与えるとする。とりたて助詞の機能に「話し手の主観」を 認めるのは、宮田(1980)がとりたて助詞を格助詞と対比することによる ものと考えられるが、これには、話し手の主観、客観を測る客観的な議論 を踏まえる必要があろう。また、ここでも、「強調」がどのようなものか は、依然として不明確と言わざるを得ない。例えば、次の「追加取立て」 の「も」が「次郎」に与える「話し手の主観に基づいた強調」とは何か、 不明である。 (1)太郎が先に謝ったので、次郎も謝りました。 仮に、(1)の「も」に話し手の主観に基づく何らかの強調を認めるな らば、「追加」は対義的な「限定」を表す(2)の「だけ」に、同様の強 調が認められないのは疑問である。 (2)太郎は謝らず、次郎だけが謝った。 また、宮田(1948、1980)がとりたて助詞各語に認める取立ての意味も、 文中に1回現れるか、2回以上重なるかという外形的な理由で、「も」に 「追加」と「連立」をたてるなど、必ずしも体系的な分類とは言えない。 宮田(1948、1980)は、文法現象としての「とりたて」に目を向け、新 たな概念、用語を提唱した点で、重要な研究ではあるが、上に見るとおり、 とりたて助詞の定義、とりたて助詞の範囲、とりたて助詞の意味の分類な どにおいて、観察の余地を残している。 1.1.2 教育科学研究会東京国語部会・言語教育研究サークル(1963)他 教育科学研究会東京国語部会・言語教育研究サークル(1963)はいわゆ る教科研グループによる研究であるが、教科研グレープの研究には、この 他にも、鈴木(1972)、高橋(1978a、1983a、1983b)など、とりたてに関 する重要な研究がある。 上記、教科研グループの研究は、とりたての機能をとりたてられるもの とそれに対忚する他の同類の要素との対比においてとらえ、「だけ」「ば かり」などをはじめとする、従来の副助詞も含めてとりたての機能を果た す語と認める点で、よりとりたての本質をとらえた研究と言えよう。鈴木 (1972:231)では、とりたてについて、次のように言う。 名詞は格によって文のなかの他の卖語に対することがら上の関係(素材 =関係的な意味)をあらわすが、名詞の格、とくに連用的な格は、とりた ての形が分化していて、そこに表現されているものごとが、現実にある同 類のものごとに対してどうのような関係にあるかを話し手のたちばからあ らわしわける。 しかし、教科研のグループの研究は、「とりたて」を形態論上のカテゴ リーとし、名詞や動詞にとりたて助辞のついた全体を「とりたて形」とし て一語の語形変化の視点でとらえる。この点、構文卖位としての卖語の認 定という問題にも関連して、疑問が残る。さらに、とりたて助辞の中に、 程度の副詞句の主要素となる形式副詞の「はど」や「くらい」「だけ」な どが含まれるのも、支持しがたい。それも、とりたて形を認めることによ るとりたての機能の拡大に原因があるように思われる。 1.1.3 奥津敬一郎(1973、1974) 奥津敬一郎(1973、1974)は、とりたて詞を必ずしも積極的に定義し、 そこに属する語群を体系的に記述しようとしたものではないが、とりたて 詞として「だけ、ばかり、のみ、しか、さえ、すら、まで、こそ、も、は」 (奥津 1974:151-179)をあげ、他の範疇の統語機能を分析し、これとと りたて詞を弁別することで、結果的にとりたて詞を特徴づける統語特徴を 引き出している。まず、とりたて詞が他の範疇に属する語と比較し、様々 な成分に後接できる点をあげ、副詞句の主要素となる形式副詞ととりたて 詞としての弁別基準として、文構成に必須の要素か否かという特徴があげ られる。また、不定数量限定詞、並列接続助詞との弁別基準として、連体 修飾文を受ける被修飾名詞の一部になれるか否かの特徴があげられる。 一方、奥津(1974:152)は、とりたて詞の意味について次のように言う。 概して言えば、まず、これらの意味は「とりたて」である。つまり名詞あ るいは副詞を、他の名詞あるいは副詞に対して、他を排してそれのみをと りたてる場合や、それも他と同様であるとしてとりたてる場合や、またご く一般的なとりたての「は」などがある。 また「は」のとりたてについては次のように言う。 「は」はとりたて詞の中で最も一般的な意味を持つ。すなわち(中略) ただ或るものをとりたてるのであり、いわゆる提題である。(奥津 1974: 176) さらに奥津(1974:151-179)では、とりたて詞を意味と分布の違いから、 「だけ、ばかり、のみ」、「しか」、「さえ、すら、まで」、「こそ」、 「も」、「は」の グループに分けて記述する。 とりたてを、とりたてられる要素と他者との関係でとらえる点と、とり たて詞を意味と分布により分類する点は、本論文も支持するところである。 1.1.4 寺村秀夫(1981、1991) ... HỌC QUỐC GIA HÀ NỘI ĐẠI HỌC NGOẠI NGỮ KHOA SAU ĐẠI HỌC ************* LÊ THỊ NGỌC 日本語におけるとりたて助詞 及びベトナム人日本語学習者のよくみられる誤用 TRỢ TỪ XÁC LẬP TRONG TIẾNG NHẬT VÀ NHỮNG LỖI SAI THƯỜNG GẶP Ở SINH VIÊN VIỆT... NHẬT VÀ NHỮNG LỖI SAI THƯỜNG GẶP Ở SINH VIÊN VIỆT NAM HỌC TIẾNG NHẬT LUẬN VĂN THẠC SĨ CHUYÊN NGÀNH: NGÔN NGỮ NHẬT BẢN MÃ SỐ : 60.22.02.09 GIÁO VIÊN HƯỚNG DẪN : PGS.TS NGÔ MINH THỦY Hà Nội, 2014... (18)悪い人ばかり めぐり逢って来た。 (17) Người ta toàn coi trọng trưởng nam (18) Tơi tình cờ gặp tồn người xấu (19)彼にしか会わ ない。 (20)警備の人しか 電源の切り方を知らな かった。 (19) Tôi gặp anh mà thơi (20) Chỉ có bảo vệ biết cách tắt

Ngày đăng: 16/03/2021, 09:10

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